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                         タイの思い出
                     by KANA (30代、札幌在住)

私が初めてタイを訪れたのは、15年前でした。

その時は、ツアーでプーケットに行きました。

そして、その3年後、再びプーケットに行く機会があり、
その滞在中に私にとって、忘れられない体験をしました。

滞在時、そのリゾート施設のすぐ近くにある、ちょっとした商店街へ出かけました。

そこは、タウンに比べあまり観光地化されていないので

観光客もさほどおらず、ローカルな雰囲気を残したいい感じの小さな街でした。

たまたま喉がかわいたので、商店でジュースを購入し店を出るときに

憶えたばかりのタイ語で『コップン カー』と言った瞬間

それまで無愛想だった店員が、これ以上ないほどの笑顔になり

『コップン カー』と言い返したくれたのです。

衝撃的な瞬間でした。

 

その時の笑顔が本当にキラキラ輝いてて、私の脳裏に強烈に焼きついたのです。

うれしくてしょうがなかった私は、この後も屋台で串焼きだの、お菓子だの、いろいろ買っては

『コップン カー』を連発していました。

やはりその時もタイ語で話したとたん、みんなとても素敵な笑顔を返してくれました。

私はこの時「ああ、対の人は、地元の言葉を話すと、こんなに喜んでくれるんだ・・・」

と感動しておりました。

 

 

 

 

それから数年後、今度はバンコクへ行くことになり、この時の滞在で

私のタイへの思いはさらに深まったのです。

祖母、母と3人で行ったのですが、ドンムアン空港で入国手続きの列に並んでいたところ

いきなり職員が近寄ってきて『こっちに来て』と、しきりに言うのです。

「私たち、何か悪い子とした?」と、母と話しながら状況が把握できないままついて行くと

何と!使われていない税関カウンターを開けてくれ、入国させてくれたのです。

理由を尋ねると『オバアチャン、タイセツネ』とニコニコしながらカタコト日本語で言ったのです。

「この国の人は何て年寄り思いなんだろう!!」と3人で感動一杯でした。

その後も滞在中至る所で、全く見知らぬ人が手を差し伸べてくれたり、譲ってくれたりと

慈悲に満ち溢れんばかりに敬ってくれたのです。

また、滞在中ずっと添乗してくれていた女性も、客は私たちだけだったせいか

本当に人懐こくて、すっかり友達のように打ち解け、帰国時にはお互いウルウルでした。

祖母も母も大変喜んで、タイの人の人間性に感激していたようです。

 

 

 

 

この後は3回ほど、1人でクラビ、サムイなどに遊びに行き、友達も出来ました。

 

 

 

タイを訪れる度に、タイの人の温かい人間性にたくさん触れ、本当に心からタイが好きになりました。

もっと、もっと地元の人たちと同じ目線の位置で触れ合いたい、知りたい、タイ語を勉強したい・・・

そう強く思うようになったのです。

また、日本人は見習わなければならない所がたくさんあるな・・・と感じたのも確かです。

 

 

 

今、私の夢は将来タイに移住する事です。

その為にも、これからもっとタイについていろいろ知識を深めていこうと思っています。

 

 

 

 

 

 

ちなみにタイ語の勉強を本格的に始めたのは、バンコクツアーに行く3ヶ月前からでした。

CD付教本をこうにゅうし、ひたすら聞いて練習しました。

文字についても、練習帳を買って勉強しています。

 

 

 

将来の夢に向けて、頑張って行きたいと思っています。


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